2010年11月22日月曜日

Vancouver旅行記 その1

もう半年以上も前のことになりますが、久し振りにVancouverへ行ってきました。
下書きが放置されていたのですが、新年を迎え今年こそはちゃんとBlogをまめに更新しようと思った途端に今年も半分近くが経過…。
いやぁ、年月が過ぎるのは早いもんですねぇ。やっとの事で更新する気になりましたとさ。はじまりはじまり〜。

さて、成田からシアトルへ。実は今年の1月からは羽田からも直行便が出るようになったとか。
ま、ウチからは距離的には羽田の方が断然近いけど乗り換えを考えると成田の方が楽。ただし交通費が全然違うけど。大荷物を持って都心なんて通りたくない。
で、成田空港の手荷物検査のおねーちゃん(オバハン?)がとても感じ悪かった。クレームしてやろうかと思ったくらい。
エラソーにする人はなぜあんなにエラソーにしているのか意味が分からない。
飲食とか販売とかでも、感じ悪い店員を見ると不思議に思える。んな仕事すんなよ、と。
ところで俺は飛行機で寝るのが苦手。飛行機だけじゃなくて、乗り物で寝るのが苦手。
実は乗り物だけじゃなくて、自分の布団以外で寝るのも苦手。
しかも飛行機だとテンションが上がるので、まるで遠足の前日の子供のように寝つけず。
そんなこんなで恐らく1時間も寝られず乗り換えのシアトル着。
タコマ空港では本場のカフェラテを。と思ったら日本と同様マズかった。やはりこの店はダメ。昔はもうちょっとマシだった気がするけどなぁ。

シアトルからはプロペラ機でバンクーバーへ。
14年振りの空港からDowntownまでは見た事もなかったCanada Lineで30分足らずで到着。
そして念願のBLUE HORIZON HOTELに到着。
ちゃんとShenanigansも健在。このバー、俺が住んでた頃に毎日のように通っていたのだ。感激。
早速現地の友人夫妻と連絡を取り、ホテルの部屋で久々の再会。
Shenanigansで久々のCanadian Beerを一杯飲んで近くのメキシコ料理屋でディナー。そこで別の友人も登場し、会話を懐かしむ。

翌日は朝から一旦荷物を全部持って友人宅へ。
ホテルのフロントのお姉さんが日本人ということに英語で話してる途中で気付いてお互い爆笑。
友人夫妻の同居猫Trinityと軽く遊んだらMichael's、そしてMECへ。
MECとはMountain Equipment Co-opというアウトドアのお店。14年前、この近くに住んでたのだ。
友人がクルマでお迎えに来てくれて、一路Tsawwaassenへ。途中StevestonでFish & Chipsのランチ。
Victoriaへ渡るフェリーに乗ったら日本人の修学旅行生がいっぱいで、彼等の話す言葉はヤバいばっか。将来が不安になる。
そしてこれまた懐かしのVictoriaで散歩して、韓国料理屋でディナー。なかなか美味かった。
Victoriaで泊まるホテルの近くにあった、別のホテル1FのバーでついにSLEEMANを発見!! 俺が世界一好きなビールなのです!! これだけでもカナダに来る価値あるくらい!!
これがSLEEMAN。日本で飲みたい…。

ということで次回に続く…。

2010年7月29日木曜日

誰にでも薦められるiPhone 4

今月初め、ついにiPhone 4をゲットしました。
ほぼ2年間使っていたiPhone 3G、機能的には不満はあまりなく、しかしiOS4にしてから速度がかなり不満になってきていました。
購入前に実機に触れて、その速度にゾクゾクしたのはまだ記憶に新しいのですが、速度面に関してはiPhone 4が発表される前からかなりの予想はしていました。
その根拠、それはiPadでした。Apple A4プロセッサの速度。iPadのレスポンスを見て、iPadよりも次のiPhoneが楽しみになっちゃったのです。
実際はiPadよりもiPhone 4の方が少し遅いと何かの記事に載っていましたが、おそらくバッテリー持続時間との兼ね合いでチューニングされているのでしょう。
バッテリーもiPhone 3Gと比べ物にならないくらい持つようになり、フロントカメラやマルチタスク、FaceTimeなどiPhone 4に変えてからの新機能は数多いです。
しかしとにかくその速度の快適さ。もう2年もしたら、これすらも遅いと感じるようになるのかもしれませんがちょっと信じられません。

ただ、冷静に考えてみると、これが普通なのですね。
スマートフォンではない、通常の携帯電話を思い浮かべてみると、望む動作に対するレスポンスは遅くはなかった。
少なくともPDCから3Gに変わる直前の世代。最近の3G携帯電話は触ってないのでよく分かりませんが、movaからFOMAに変わった頃の携帯電話の遅さはひどかった。
だからiPhoneも成熟してきたという事なのでしょうか。
このiPhone 4で、今まで普通の携帯電話しか使っていなかった人にも薦められると本気で思いました。
実際、ハイテクに疎い田舎の兄貴に薦め、購入させたのですが特に不満がないどころか楽しんで使っている様子です。
白を待っている人はしょうがないですが、どうしようか悩んでいる方、迷わず購入すべし!! (今のところ品不足ですが…)
巷で言われている電波問題、周りで実際に困ったという人は今のところ見たことありません。

さて今回iPhone 4にしてケースをどうしようかと考えたのですが、やはりiPhoneはそのままが一番美しい。
ということで、3Gの時にお世話になったのはPower SupportのAir Jacketだったのですが、今回はフィルムのみ。
そのフィルム、凄いのを選びました。ZAGG社のinvisibleSHIELDという、軍用高速ヘリの翼を保護するために開発されたという素材から出来ています。
動画はコチラ。

これ、貼る時に専用の液体をスプレーして、濡れてる状態で貼るのでズレにくく、付属のヘラで気泡を押し出すので綺麗に貼りやすいのも特徴なのですよ。
iPad用や3G/3GS用もありますので、良いフィルムを探している方はぜひどうぞ。


2010年4月19日月曜日

大都会東京とは言うけども

今回は短めで。
最近Twitterのおかげで(というか、その所為にして…)めっきりBlogの更新頻度が落ちました。
Twitterでつぶやいた内容にもっと手を加え、煮詰めてBlogのネタにすればいいんだけども、色々つぶやきすぎて収集がつかなくなりそうで出来てません。
そうこうしているうちに日が経って、Twitterのツイートも消えて、何をつぶやいたかも忘れてしまうのですよ、きっと。

さて今回のBlogネタはツブヤキというかボヤキです。
東京に住むようになって早や12年。
この大都会にも慣れてきたつもりですが、未だに耐えられないのが満員電車。
先進国ってエラそーに言うんやから、満員電車くらい何とかせーっちゅうねん。
あんなの肉体的にも精神的にもマイナスしかなくて、その後に仕事なんて効率悪くなるだけ。
喜ぶのは痴漢くらいのもんやろ。
痴漢対策って満員電車をなくすのが一番やと思うけどなー。

あと先進国の国際大都市のくせに終電ってのもどうかと。
1〜2時間に1本でええから走らせたらええやんかー。

はい、そうです。これが書きたかったのです。
もっとゆっくり飲みたい、遊びたいというボヤキでした。

2010年4月9日金曜日

お箸でフレンチ、Comme un ouseau @ 鎌倉

先日、鎌倉で美味しいフレンチを食べてきました。
その名も「Comme un ouseau」(コム・アン・オワゾー)といいまして、お箸と和食器で食べるフレンチ。
普段はなかなかフレンチなんて食べに行かないのですが、嫁はんの友人(元上司)がオーナーのお店ということで、しかもその方がとても気さくで素敵な女性なのできっと美味しいモノを出してくれそうだと思って行ってみた所ホントに美味しくてびっくり。
今回はランチを楽しんできましたのでコース料理を順にご紹介いたしましょう。

これが入り口。友人と待ち合わせしてたのですが待ち切れずに中へ。
でも入る前はメニューに書いてあるモノから料理があまり想像出来ず、
ちょっとドキドキしてしまう俺でした。

待ってる間にワインなど頂いてるうちに友人とお子様が到着し、
さていよいよランチコースのスタート。
最初に出てきたパンの美味しいこと…。
これでもうやられてしまいました。
オリーブオイルに付けて食べるのです。
これ、嫁はんの友人(元上司)であるオーナーの女性が焼いたもの。
何個もおかわりしてしまいました。

そして最初に出てきたのはホワイトアスパラとトリ貝と葛切りの冷製前菜
ホワイトアスパラが奥深い味で素晴らしい。
いや昔、ホワイトアスパラって缶詰しか知らない時は大っ嫌いだったんですけどね。
北海道から取り寄せたモノを食べて以来、逆に好きになってしまいました。
和食器と箸で食べるフレンチ、この肩肘張らない感じが非常に良いです。

続いては…もう来た!! フォアグラ!! そしてトリッパ!! 歯触りが絶妙!!
トリッパってーのは牛の第2胃、ホルモン焼き屋さんなどでは「蜂の巣」と呼ばれるやつですな。
柔らかく焼き上げたフォアグラに、香ばしく焼き上げたトリッパが対照的。
フォアグラの下に敷いた玉葱が甘くてまた美味しい!!

お次に出てきたのは新玉葱とズワイガニとブロッコリーのスープ
中が茶碗蒸し風になってて、一口ごとに美味しさが積み重なってく感じ!!

いやぁ、まったくもう、次から次へと美味いもんばかり出してきて…。
って来た来た、また来ちゃったよ!!
真鯛とたらの芽とエシャロットと菜の花の…とにかく美味しいやつ!!

いやしかし出てくるもん出てくるもん美味しくて、
こんな高級な感じなのにガツガツ食べちゃってお恥ずかしい…。
と思ってたら次は口直しに大葉とレモンのシャーベット
さっぱり美味。和食器がよく似合う。

お口直しと来たら、次はそらアンタ、もう…
メインディッシュの肉ですよ!!
肉を何か包んだやつ!!
柔らかい!! 美味い!!
もはや後半にかけてメニューの詳細がどんどん分からなくなっていってます!!

いかんいかん、興奮しすぎた。次はちゃんと紹介せねば。
黒胡麻のブランマンジェと蜂蜜のジェラートと苺のマリネ
甘過ぎず、上品な美味!!

いやぁ、ワインが良く進みました。
料理もお酒も美味しく、お店の方の雰囲気もとても良い。これ最高です。
嫁はんの友人だからという事ではなく、
他のお客さんとの接客を見ても感じの良さは分かりました。
鎌倉でちょっとした贅沢が味わえる、何度も訪れたくなるお店です。



Comme un ouseau (コム アン オワゾー)
248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-6-2
Lunch:11:30 - 14:00 (L.O.)
Dinner:17:30 - 21:00 (L.O.)
定休日:水曜日

2010年3月3日水曜日

DIALOG IN THE DARK

友人からの誕生日プレゼントで、かねてから興味があったDIALOG IN THE DARKに先日行ってきた。
小さい頃から近視がひどく、コンタクトレンズなしでの生活は想像も出来ず、ちょうど1年くらい前にフットサルで右目にボールがぶつかったため失明寸前の事態に陥る事件もあり、盲目の危機を常に身近に感じている俺としてはとても興味深い反面恐ろしくもあるイベントだった。

それは光のない世界の体験。そこにあるものが、触れてみるまでわからない。
想像はいくらでも出来るし、目を閉じてみればそれに近い体験は出来る。
でも実際に体験するのはとても怖い。イベントだから、終わりがあるから、楽しむことが出来たのは間違いない。
盲目の人たちの事を思うと、楽しんでしまう事が申し訳なく思える。
アテンドして下さった「隊長」など、楽しんでくれればそれで良いと思っている方もいるだろうが、きっと「そりゃアンタらはそこを出たら見えるんだからいいが、実際に見えなくなったら楽しいなんて言ってられないんだよ!!」と思う人もいるだろう。
でもこれはエンタテインメント。大変さを体験しつつ結果的には楽しんでもらうために行われているイベント。
楽しまなくては損である。どうせ実際に目が見えない事に比べたら非常に安全なものだ。

しかし目が見えない事の辛さはかねてから想像していた以上に、遥かに大変だという事がわかった。
「隊長」と一緒に体験した仲間たち8人、そのうち俺を含む3人が気心の知れた友人という事もあって和気藹々と過ごせたのだが、暗闇に慣れてきた頃に気づいたのが視覚以外の感覚、特に聴覚と嗅覚が研ぎ澄まされてくる感じ。
真っ暗闇のカフェで乾杯まで出来るようになった。
ここでは「助け合う」ことが当たり前となる。
声を掛け合い、お互いに自分の意思を伝えなければ思いは届かない。
自分の聴覚や嗅覚よりも人の温かさが最も大切なのではないかと思える時間だった。
土の、木の、水の、空気の、人の、ビールの、匂いも感触も味も全てが新鮮に感じられる。

どこに誰がいるのか、距離感まで掴めるようになって来た頃に終わりがやってきた。
少し残念な気がしたが、それもやはり申し訳なかった。
健康(という程ではないが)な目でいられることへの感謝の気持ちを忘れないための良い経験となった。

少しでも興味を持った人にはぜひ行くように薦めたい、本当に素晴らしいイベントだった。
そしてまた行ってみたいと思った。
会場で取っていたアンケートの集計では、また参加したいと答えた人が97%、他の人にも薦めたいと答えた人が99.5%となっているが、納得である。
一緒に入る人次第でまた感じ方が違うんだろーなーと思うと何度も足を運びたくなる。
あぁ、でもそれもやっぱりちょっと後ろめたい…。

2010年2月12日金曜日

数えずの井戸

京極夏彦さんの新作「数えずの井戸」を読み終えました。
「嗤う伊右衛門」でも感じられた、怪談を別の角度から切り取ったラブストーリーに再び浸る事が出来ました。

四谷怪談を再構築した「嗤う伊右衛門」で新しい怪談の捉え方を知り、「数えずの井戸」では番町皿屋敷を再発見した感覚を味わうことに。
所々に出てくる井戸のメタファー、表裏の存在、極端に不器用な者たちが織り成す、それぞれの綻びの物語。
あまり書いたところで実際に読むに勝る表現などないわけなのでアレですが、とにかく本が分厚いのでカバンが重かったこと。
しかしこの「数えずの井戸」は上毛新聞をはじめとする地方紙での新聞連載だったもので、ずっと読みたかったのに読めずにいたため電車の中でも夢中になって読みました。
まぁ京極先生の本は大概分厚くてずっと読んでると腕が筋肉痛になりそうなんですが。

中央公論社「数えずの井戸」特設サイト

さて3月には「冥談」が出ます。公式サイトによると、今年は京極イヤーになるとか。楽しみです。

あ、ちなみに多くの人が誤解されているようですが、ほとんどの京極先生の本にはお化けや妖怪の類は出ませんよ。




2010年2月8日月曜日

ひとまずさらば、iPod touch

明日の午前中にクロネコヤマトさんが集荷に来ます。
俺のiPod touchを持って行っちゃいます。
Appleのサポートセンター行きです。
といっても、別に故障したわけではありません。
2月10日でAppleCare Protection Planが丸2年となり、期限が切れてしまうので、バッテリー交換として新しいモノに丸ごと交換してもらうのです。
AppleStoreに持って行って交換でも良いのですが、俺のiPod touchは刻印を入れてあって、直営店でも交換できるのですが刻印なしになってしまうのです。
目に見えてバッテリーの持ちが悪くなってきたという程の事もないのですが、確かに最初の頃よりは充電の頻度が上がってきました。それでも週に1回もMacにつながない程度。
通勤と帰宅にかかる1時間強しか使ってないのでそんなもんでしょう。

iPodとiPhoneのAppleCareは故障しなくても2年ギリギリになったらバッテリー交換で本体交換してくれるので、それだけで軽く元が取れるのでオススメですね。
MacBook ProのAppleCareもバッテリー交換対象にしてくれたらええのにね。
さて、一応復元して中身消しました。
明日からおそらく1週間くらいすると新しいのが手元に届くはずなのですが、その間はiPhoneを使うかiPod shuffleを使うか考え中。
でもやっぱりBang & Olufsenのヘッドフォンを使いたいのでiPhoneかなぁ。
あ、替えの保護フィルム買わねば。ついでにケースも変えたいところ。うー、また金がかかる…。

2010年2月6日土曜日

最愛のミュージシャン、Nuno Bettencourt

Blogの連日更新でネタ切れというかゆっくり書けてないので深く考えてない内容ばかりなのですが、ちょっと過去の投稿を見てみたところ意外な事にあまり音楽の事を書いてないのに気が付いたので、音楽の話題をば。


それは高校生の頃の事でした。
当時仲の良かった後輩ドラマーがギターで弾いた曲。
何だか心に残ったメロディ。
CDを聴いて、カッコいいと思って、何度も何度も聴いた。
もうCDなのに擦り切れるんじゃないかというくらい聴いた。
そのアルバムは「Pornograffitti」というタイトルで、Extremeの2ndアルバムでした。
その頃よく聴いていたのはHelloweenやMegadeth、NirvanaやManic Street Preachersが出てきてハマってた頃です。
当時は洋楽RockからHipHop、R&Bや日本のロック・歌謡曲まで色んなジャンルを聴いてたつもりでした。
まぁ今思えばかなり幅狭いもんですが、俺の住んでた田舎では洋楽を聴く友人が周りに全然いなくて、好きなミュージシャンの話題は友人たちとはかなりズレてました。
基本的にはRockが好きで、ハードな方が好みでした。今でも変わってませんが。
その中でもExtremeの、Nunoのギターサウンドは別格でした。心の底に響き、刻まれました。
聴けば聴くほどそのギターリフに惹かれ、何度聴いてもその新鮮さに魅了されました。
そして今聴いてもその思いは変わりません。今日も通勤・帰宅時にiPodで聴いてました。


俺の人生において非常に重要な位置を占めるミュージシャン、Nuno Bettencourt。
ギターのテクニックはもちろん、作曲面においてかなり俺の心の深い部分を突いてきます。
来日したら必ず行けるだけ観に行ってます。
Extreme脱退後のソロも、Mourning WidowsもPopulation 1もGuitar WarsもDramagodsも2008年の再結成ライヴも東京近郊の公演は全て行ってますが金かかるんだこれが。
出来ればアメリカに観に行きたいんですが、残念ながらそこまでのお金はありません。
再結成後のアルバムも気に入ってるし、どうやらまだ活動続けてるみたいだし、またニューアルバム作ったり来日したりしてくれることでしょう。
いやー楽しみ楽しみ。
しかしNunoの10分の1でいいからギター弾けるようになりたいなー。


想像力が生み出す最高の贈り物

本を読むのが好きで、その所為で目が悪くなったと思っている程に子供の頃から本を読んでいました。
マンガも好きですが、アニメはあまり見ません。
きっと本の文章の隙間、マンガのコマの間にある部分を想像して楽しんでいるのではないかと思います。
想像力は大切です。

俺が大好きな言葉があります。
「親切心は想像力から生まれる」
これはミュージシャンのカルロス・サンタナの言葉(のうろ覚え)ですが、本当に正しいと思います。
相手の身になって考えることは想像力なくしては出来ません。
ゆとり教育の弊害だ何だと言われていますが、想像力の欠如は人間性の危機です。
逆に、勉強が出来なくても想像力豊かな人間は素晴らしい人生を送ることが出来るはず。
そんな社会であるべきです。

なんて偉くも何ともない俺が偉そうな事を書いてみましたが、近頃のテレビ番組や本などは説明が多すぎて、想像力に頼らずに簡単に分かれば良い、とされていそうなモノが多すぎると思います。
トラブルが起こったら人の所為にして、説明がなかったのが悪いとか、最初に言わなかったからこんなことになったとか。
社会は弱者を守るべきだとは思いますが、過保護にすることによってどんどん弱くなっていくのは本末転倒だと思います。

でも身近にいる子供を見てると、そんな事は思い過ごしだと感じる程に子供の想像力に驚かされるんですけどね。
大人になる=想像力がなくなる、ではいけないのですが。あと独りよがりの妄想にも気を付けましょう。何事もやりすぎ注意。過ぎたるは猶及ばざるが如しですね。

…5日連続で更新するとこのようにネタ切れで苦し紛れの訳の分からないブログになってしまうわけです。

2010年2月4日木曜日

MacBook Proがやってきた

もう1ヶ月以上前のことですが、我が家にMacBook Proがやってきました。
それまではPowerMac G5がメインマシン、友人からもらったPowerBook G4がサブマシンとして稼働しておりました。
G5は5年以上前に購入したマシンとはいえ2.0GHz Dualのパワーと拡張性はまだまだ現役としてもバリバリ使えるスペック。
しかしSnow Leopardの発表によりPowerPCプロセッサが過去の遺物となり、もはやこれまでかと思いながら使っていましたが、仕事柄最新のOSが使えないのは辛いし持ち運びが可能でハイスペックなMacBook Proに憧れる日々が過ぎていきました。

MacがIntel化されてから我が家がIntel化の波に飲まれてしまうまで約4年。
まさかとは思っていましたが遂にPowerPCが見捨てられるとは。
68系Macからのユーザーとして、PPCへの移行の頃はこんな寂しい感情はなかったはず。
複雑な思いに駆られながらも、やはり新しいマシンは嬉しい。そして実際に使ってみると、速いこと速いこと。
Snow Leopardやっぱり速くて便利で賢い。使い易い。
家の中でも持ち運んで、実家にも持って行って、家族にも大好評で、実家の兄夫婦がiMac購入を決断して、姪っ子とiChat AVで遊んで、楽しいことばかり。
しかし安くなりました。Proが付くのに10万ちょい。名前はあんまり気に入らないが、めちゃめちゃお気に入りのマシンとなりました。

買ったのは13インチで2.53GHz、RAMが4GBのモデル。見栄えを考えてUSキーです。しばらく手放せません。



2010年2月3日水曜日

節分の日

今日は節分の日でありました。
節分とは文字通り節の分け目、春夏秋冬の区切りです。
だから年に4回あって、立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分となります。
最も有名な節分は立春である2月4日の前日、2月3日で豆まきをしますね。
この日は関西では恵方巻といって、太巻きを恵方を向いて目を閉じ一言も発さずに1本食べ切るという習わしがあります。
近年では関東地方でもその習わしにあやかってブームとなってきていますが、結局は関係業界の販促です。
日本では2月と8月は景気が悪いので、バレンタインデーのように業界がブームを作ろうと必死なのかもしれません。
さて実際に恵方巻を習わし通りに食べ切ろうとすると、普通の太巻きでは顎も疲れるしお腹いっぱいになるし、けっこう大変です。
もしかして関東ではこの作法に則って食べることがあまり考えられていないサイズなのだろうかと思うのですが、昔はこのサイズでも平気で食べていたような気もします。
季節行事の度に年を取った事を実感出来るというのもまた一興、とプラス思考に取ってみることにしました。

2010年2月2日火曜日

快進撃を続けるバルサと阪神タイガースの共通点

以前このブログでも取り上げたが、今シーズンのFCバルセロナは恐ろしく強い。
いや先シーズンから強い。何せ史上初だらけの6冠である。
今シーズンもリーガでの無敗記録を更新中。
このセンセーショナルなバルサの秘密は数多くあるはずなのだが、その中でもやはり一番の要因は監督であろう。
ペップ・グアルディオラは監督就任の最初の年からバルサを快進撃せしめ、選手時代と同様またはそれ以上にその名前を世界中に轟かせた。
当然、素晴らしい選手たちも揃っているがバルサという哲学と美学を持ったチームがあり、それを実践する監督がいるからこそ出来る戦術があり、その哲学と美学が間違っていないという証明が今の快進撃である。
有名選手を高額な移籍金とサラリーを払って世界中からかき集め、白いユニフォームを売る事で収入としてはおそらく成功してはいるが戦術にまとまりがなく無様な試合をしてばっかりのチームもある。
日本のプロ野球で言えば読売という名がすぐ浮かぶが、まだ可愛いもんである。

ここでバルセロナと大阪の共通点を挙げてみる。
バルセロナのあるカタルーニャ州はスペインで独立運動が盛んな地域である。
中央のマドリッド=政府に対して、非常に大きな敵対心を持っているとのこと。
だからレアル・マドリーを倒す事はただ単に好きなチームが嫌いなチームに勝つ以上の意味を持っている。
日本人には理解が難しい「モルボ」という言葉があるが、スペイン内戦やその後のフランコの独裁政権といった歴史的背景から生まれた言葉のようだ。
関西弁でこの言葉に相当する単語は思い当たらないが、やはり大阪人も東京=政府に対する敵対心を持っている人が多い。
やはり阪神が読売(阪神ファンは「巨人」という呼び方を嫌う。だって正式球団名は「読売ジャイアンツ」で、巨人なんて存在せーへんやろ。)を倒す事は庶民が政府をやっつけるという構図を想像させるのだ。
俺はそれが理由でバルサが好きになったわけではないが、きっと心のどこかでそういった感情が動いているのではないかと思う。
阪神もバルサのように哲学をはっきりとさせてくれればもっと強くなり、もっと好きになるだろう。
まぁそのためには長い年月が必要となるのだが…。

2010年2月1日月曜日

じんわりほんわりくすくす

昔からマンガが好きで、週刊少年ジャンプではキャプテン翼の翼くんがまだ小さい頃から連載で読んでいた。
その頃のキン肉マンはオナラで空を飛ぶギャグマンガだった。
まだジャンプよりもチャンピオンの方が売れていた時代かもしれない。
チャンピオンでは手塚治虫のブラック・ジャックを連載していた。
今でも連載が続いているのはこち亀くらいか。
高校から大学の頃に少年ジャンプをやっと卒業し、中学くらいから読み始めたヤングジャンプとビッグコミックスピリッツは大学卒業まで読み続けた。
大学を卒業後、カナダに留学したのでそれをきっかけにヤンジャンもスピリッツも卒業。
と思ったら帰国してヤンジャン復活、モーニングも追加。ヤングマガジンUPPERSってのも創刊から休刊まで読んでたな。
今は毎週ヤンジャンとモーニングを木曜日にコンビニで買って帰っている。
毎週買ってるので単行本は基本的に買わない。
単行本で買うのはヤンジャンとモーニング以外で気になった本だけ。
でも思わず単行本で買ってしまったマンガがある。
読み始めた頃はふふん、と笑ってさらっと読んでたのだが、回を重ねるうちに面白さが分かってきた気がして単行本の購入を決意。
確かにじわじわくる笑いで、癒し系のようにも見えるがしかしセリフの色々な箇所に人間の、いや男の純粋な気持ちというか願望・欲望・葛藤が表現されており読めば読むほど癖になるという感じ。いやこれは褒めすぎか。
表現力が稚拙なように見せているが実は全て計算されている、というのも過大評価か。
何せつかみどころがないが笑わずにはいられないマンガである。

「僕の小規模な生活」

ミーハーなマンガではないが興味を持った方はぜひご一読を。